日本語で知識をふやす裏口的TOEFLの乗り切り方
TOEFLを乗り切るためには、英語力をあげるという正面突破の方法もありますが、日本語で知識を増やしておくという、裏口的なアプローチもあります。結局、自分があまり知らない話は、日本語でも英語でもよくわからないので、TOEFLによく出題される内容をWikipediaで調べてしまえ!というのが今回の内容です。
頻出トピック:恐竜
TOEFLの実際の例題を見てみましょう。Meteorite Impact and Dinosaur Extinction(隕石の衝突と恐竜の絶滅)というテーマの問題が紹介されています。
https://www.ets.org/Media/Tests/TOEFL/pdf/SampleQuestions_largeprint.doc
恐竜の絶滅が隕石の衝突が原因で起きたという証拠が、どのように発見されたかについての文章です。普段から恐竜や地球の歴史に興味がある人ならば知っていそうですが、そうでない人にはなじみないトピックです。TOEFLはなぜか恐竜が好きで、恐竜テーマの話が1回に1問くらいは出ているような気がします。
Wikipediaで「恐竜」を調べます。
「進化史」にある「絶滅」の項目が役に立ちそうです。
ざっと読んで、「イリジウム」「隕石」など、キーワードを押さえます。このように日本語で理解をしておくだけで、似たようなトピックの問題がかなり解きやすくなります!
絶滅の主要因に関する仮説には以下などのものがある。
・・・中略・・・
そのうち、確定的とされているのは巨大隕石の衝突である。1980年、地質学者のウォルター・アルバレスとその父で物理学者のルイス・アルバレスは、世界的に分布が見られる中生界白亜系と新生界古第三系を境する粘土層(通称K-T境界層)に含まれるイリジウムの濃度が他の地層の数十倍であり、かつ、イリジウムは地殻にはほとんど存在しないことから、これが隕石の衝突によってもたらされたものであると考え、大量絶滅の原因を隕石の衝突に求めた[14]。
同じように、他の過去問でもよく知らないトピックが出たときは、WikipediaやWebサイトで背景を調べて日本語で読んでおきましょう。調べても日本語では出てこないときもあります。そのくらい、専門性が高いトピックが出題されるのがTOEFLです!
よく出て苦手だったトピック(雑感)
恐竜、堆積岩、隕石は1回1トピックくらいは出ている印象があります。
堆積岩について書いている方もいますね。
センター試験の「地学基礎」はTOEFLの範囲でもあります。 | 「留学のための しけんや英語塾」公式ブログ ~Teaching TOEFL is my life~
また、ヨーロッパ史は建築、農耕、石器などいろいろな角度から出題され、こちらも2回に1トピックくらいは出ているように思います。
過去問を解くときに、関連しそうな内容は日本語で検索して読んでしまいましょう!