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スピーキング Independentはテンプレート+暗記で乗り切る

この記事ではIndependentの対策を取り上げます。Independent対策ではありますが、私が英語を話せるようになった原点はこの方法だと思います。英語が話せるようになりたい、すべての人に通じる方法だと思います!

 

今日は長いので、TOEFLに興味ない方は「なぜ丸暗記なのか」から読んでください。

 

スピーキング課題の解説

IndependentとIntegratedって何?という方、

Independentはこの1問

  • Opinion Task

Integratedはこの3問です。

  • Summarize Opinion
  • Summarize Reading and Lecture
  • Summarize Lecture

詳しくはこちらをどうぞ。

blog.e2language.com

この説明は公式ではないのですが、内容をうまく表していると思います。今回はIndependentなので、自分の意見とその理由を述べるOpinion Taskの2つをどのように対策するかです。

*2019年8月以降出題数が4問になり、Task1, Task5が削除されることを反映して、上記の表記としています。Task1, Task5が削除になるという情報はこちらから。

TOEFL iBT® SpeakingセクションではTask 1と5がなくなります(本年8月から)- by 加藤正人 | AGOS Instruction News

 

*Disclaimer* 

私のスピーキングの最高点は23点でした。ここに書く対策は、ひとまず23点を取るための対策と考えてください。日本人23点の壁という説があり、英語を話し慣れていない人が23点を大きく超える得点をとることは難しそう、という前提に立っています。

*もちろん24点以上を取っている方もたくさんいるので、一概には言えません。

 

Independent対策

解答を作って丸暗記しました。この方法、時間がかかるわりに効率が悪そうと思い、最初はやらなかったのですが、最終的に一番効率的だったように思います。

 

なぜ丸暗記なのか

今回取り上げるIndependentは、自分の知識をもとに話すパートです。ここで英語を話すプロセスを細かく分けて考えてみてください。

  1. 話すネタを考える
  2. 英語にする
  3. 英語で話す

多くのスピーキング対策は、「英語にする」部分にフォーカスしています。テンプレート、表現集、瞬間英作文などです。ここでよく考えてみてほしいのですが、

「あなたの好きな場所について説明してください」と日本語で振られて、日本語で45秒間話し続けられるほど日本語でネタを持っていますか?

私はできませんでした。

つまり、英語にする前に、そもそも話すネタがないと気づきました。話すネタをどれだけ持っているかが話せるかどうかを分けます。どうせネタ出しするなら、英語でネタ出しをしたらいいや→そのまま覚えて話すのが早いのでは、と考えて丸暗記という解決策に至りました。

 

ソフトバンクの三木さんも同じ方法で英語を話せるようになっているので、効果は保証されていそうです。

 

ネタ出しの方法

まず、テンプレートを手に入れます。テンプレートはいろいろなサイトで公開されています。こことか、高得点に繋げるためのTipsも含めて紹介してくれており良い感じです。

atsueigo.com

テンプレートは答え+理由1+理由2という構成になっており、答え+理由2つをネタ出しします。ネタ出しにはコツがあり、理由の説明を3-4文作ること、できるかぎり具体的に表現することです。理由は、45秒を2つの例でフルに埋めるためにはそれくらいのボリュームが必要だからです。

ETSのサイトに掲載されている例題をもとにネタ出しをしてみましょう。

If friends from another country were going to spend time in your country, what city or place would you suggest they visit?Using details and examples, explain why.

何を話せそうか考えてみてください。

 

答え:東京

理由1:1か所になんでもある

  • 伝統的な文化が体験できるーお寺、神社など
  • 新しい文化も体験できるーアニメ、ファッション、クラブなど
  • 食べ物の選択肢が多いー寿司、ラーメン、エスニックなど
  • 1ヶ月では体験しきれないくらいたくさんある

理由2:他の都市を訪問するのに便利

  • 東京から新幹線でいろいろな都市に行くことができる
  • 例えば、古い町並みを見たいと思ったらー京都は2時間半で行ける

 

やってみると、理由までは出てくるものの、説明と具体例のネタ出しが難しいと思います。実際これをテストの場所で15秒で考えるのはかなり難しいです。上記のネタを、以下のように英文化して丸暗記していきます。

答え: I would suggest my friends to spend time in Tokyo for two reasons. 

理由1:First of all, they can enjoy all types of Japanese culture in one plance in Tokyo. For example, there are a lot of traditional temples and shrines. Also, they can experience modern culture such as anime, clubbing and fashion. They will have many choices of foods from Sushi to fusion Japanese. I feel that even 1month is not enough to experience all those things in Tokyo.

理由2:Second, they can visit other cities easily from Tokyo. Bullet trains going to other areas in Japan depart from Tokyo. If they're interested in other cities, they can just take a bullet train. For example, if they want to visit an old city in Japan, it takes only 2.5 hours to go to Kyoto, which is one of the oldest cities in Japan. 

 

暗記の方法

私はイメージ記憶がいちばん覚えやすいと思いました。

暗記法の本を読んでいたら暗記のチャンピオンになっていた、というこの話、すごく面白いのですが、この中に暗記法の話が出てきます。それと同じやり方で、ストーリーでYoutube動画を作る感じで覚えます。

logmi.jp

 

さいごに

なんとなく、語学で丸暗記は負け的な思い込みがあったのですが、丸暗記に切り替えてよかったです。その後の留学生活で何度か英語が上達したタイミングがあったのですが、プレゼン、イベントファシリなど特定の言い回しをたくさん覚えたタイミングでした。

あと、英語っぽく話せるかどうかは、理由をどれだけのディテールで話せるか

最初は暗記した内容をそのまま言うだけですが、積み重なっていくことで組み合わせができ、話せる内容が増えますし、最後にはテンプレートなしで話せるようになります。その状態を目指して言える内容を増やしましょう!