TOEFL105点を超える勉強法

TOEFL106点を取るまでにやったことを全部書くブログ。ポリシーは、効率よく、すきま時間で、テクノロジーは最大限活用。

まずはとにかく英語を読む!英語に慣れるためのおすすめWebサイト

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TOEFLの対策はするけど、英語の文章を普段は読まない、という人も多いかと思います。そもそも英語を読むこと自体に苦手意識があると、問題を解くのはさらにいやになるような気がします。私は英語の文章こわくない!と思うために、日常的に英語の文章を読むようにしました。私が読んだ(いまも読んでる)サイトを紹介します。

 

毎日必ず読むサイト

似たような文章を読むと、読むこと自体に慣れるので、ペースをつかみやすくなりますし、読んだことがある内容が出題されたらラッキーです。必ず読む、に設定したサイトは、苦手ジャンルを読む量を増やすことを目標にしたので、毎日更新内容を見て、苦手意識のある恐竜、宇宙、訴訟のトピックに絞って読みました。

 

Scientific American

www.scientificamerican.com

TOEFLを受けている人ほぼ読んでいるんじゃないかというくらい、数々の予備校や対策サイトがおすすめする有名サイト。サイエンス系の記事が毎日更新され、内容やトーンもTOEFLと似ています。TOEFLを抜きにしても、記事も面白い。専門用語ばかりではなく、背景知識も説明があるので、同じジャンルの記事を読むうちになんとなく背景知識も得られます。私は宇宙と恐竜関連記事ばかり読んでいました。

ただ、今、記事が有料になってしまい、前のように気楽には読めなくなってしまったのです。間違いなく良い教材ではあるので、サブスクライブできる方はサブスクライブしましょう。サブスクライブまでは…という方は、下のThe Conversationをどうぞ。

 

The Conversation

The Conversationは、Scientific Americanの寄稿元にもなっているサイエンスメディアです。Scientific Americanに負けず劣らず、広いトピックをカバーしています。

theconversation.com

 

The Japan News

読売新聞系の日本のニュースの英語記事サイト。サイエンス系以外の経済、法律関連を補うために読みました。

ニュース系サイトではCNNやBBCを読むという方も多いですが、CNN、BBCはニュースサイトが膨大で、読むニュースを探すのに時間がかかるので読みませんでした。

the-japan-news.com

 

 

自分の興味あるジャンルのメディア

私はスタートアップ・デザインシンキングなどに興味があったので、関連したサイトをフォローして、毎日1記事選んで読んでいました。TOEFLに直接関わるところではS、Wのindependentのネタになりますし、個人的・仕事的にも情報収集にもなります。興味のある分野を選んでフォローするといいです。

Wired

www.wired.com

TechCrunch

 

techcrunch.com

Tech in Asia

www.techinasia.com

MIT Technology Review

www.technologyreview.com

  

息抜き

もう何もしたくない日用。もはやTOEFL対策ではない

 

Time out Tokyo

英語版東京おでかけ情報サイト。スピーキングで出るexplain your favorite placeみたいな話に使えるかもしれません

www.timeout.com

 

 

Bored Panda

海外有名面白サイト。日本のまとめサイトにもよく転載されている 

www.boredpanda.com

 

SoraNews

ロケットニュースの英語版

soranews24.com

 

毎日何か英語のメディアを読むことを目標に、真面目なものからゆるいものまで取り揃えておきましょう。

すきま時間別、日々の小さな英語練習メニュー

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英語を勉強するためのまとまった時間をとるのはなかなか難しいです。

時間はあってもやる気が出ないときもあります。

そんなときのために、私は勉強メニューを時間にあわせて用意しておき、やる気がないときは時間が短くて勉強っぽくないものから消化しました。

時間別に設定しておくことで、すきま時間に、これだけ時間があるからこれができる、という選択肢を作っておくことが大事です。選択肢になっていないと、何をやるか考えることにその時間を使って終わります。

 

私が時間別に作っていた勉強メニューを紹介します。 

最短2分からありますので、その日の余裕度合いにあわせて選んでください。

 

2分
  • 単語アプリ(iknow!)で20単語だけスピードテスト
  • スピーキングのアイデア出し、暗記
  • ライティングの暗記
  • ディクテーションを1文だけする

(1.01)^365 = 37.8 であることを思い浮かべながら、ひとつだけやりましょう。

(1.001)^365でも1.44になるし。

10分
  • ライティングのアイデア出し 
  • 英語のWeb記事を1本だけ読む
20分
  • リーディング 1問
  • リスニング 1問
  • スピーキング 1問

上記はすべて問題を解くだけで、答え合わせは別の時間でします。 

30分
  • ライティング1問
  • スピーキングの解答作成
1時間
  • 答え合わせ
  • 1セクション通して解く
  • ライティングの解答作成

 

時間別メニューのメリット

どうしてもやる気が出ないときのモチベーション対策になるのが大きなメリットだと思います。今日も何かやった!という達成感を持つことが大事です。

TOEFLは長期戦になりがちなので、モチベーションが低い日の過ごし方と、モチベーション高めの日の増やし方が大事な気がします。私は全く勉強しない日を作りたくなかったので、2分メニューをペースキープに使いました。

  • やる気がない日は、まず2分やる
  • 2分で終わってもいいので毎日やる

 くらいの気持ちで、うまく練習メニューを活用してください!

マット・カッツの30日間チャレンジ

www.ted.com

 

30日間何かをやってみるといいよ!という動画。

TED Talkで英語を勉強するイベント向けにビデオレターするために見た。

scotchhayama.hatenablog.com

 

 

30日間まずやってみて、続けてみてもいいし、続かなくてもいいし、みたいな動画で、必ずしも頑張らなくていいところがすごくいいと思ったので、みんな見るといいと思う。

 

ライティングIndependentの対策とネタ出し方法

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ライティングにもIndependentとIntegrated2つのセクションがあり、それぞれ1問ずつ出題されます。 解説はこちらをどうぞ。 

インターネット版TOEFLテスト(TOEFL iBT)とは : 新シリーズ TOEFLテスト 何が変わるの?:TOEFL メールマガジン 44号

 

ライティングの採点方法は公開されているため、高得点を狙いたい方は先に採点方法を知っておくと良いと思います。公式の解説によると、以下のような採点方法です。

展開、構成、文法、語彙を採点されることを知っておきましょう。

  • Writing セクションは、次の点から採点されます。
    • ライティング課題の展開、構成、文法、語彙、正確度、完成度を総合的に評価
    • エッセイごとに、展開、構成、文法、語彙など文章の全体的な質を評点
  • 人間による評点 — 徹底した訓練を受けた採点者が名前を伏せたテストを採点します。ETS では、公平さと最高レベルの質を保証するために、採点者に継続的な検査を行っています。
  • Writing の個別課題と総合課題では、自動採点技術である eRater® と人間による採点を併用します。内容や意味は人間が判断し、言語的な特徴は自動採点することで、一貫した質の高い採点が保証されます。
 
対策

私はWebTOEFLの添削サービスを使いました。

  • 書き方や採点基準についての講義がある
  • テンプレートや例文集がある
  • 追加の演習・添削が充実している
  • 上記含めて、価格が良心的

という点でおすすめです。私はライティングの講座と添削コース両方を受講しました。www.tofure.com

WebTOEFLをとって良かった点は、テンプレートに加えて例文集が手に入ること、添削が受けられることです。テンプレートだけならWebにもたくさん公開されているので、それを見ればいいと思いますが、採点の性質上、文法で絶対にミスをしたくないので、例文集を使って作文すれば間違いないという安心感があります。ここで採点基準の「構成」「文法」をカバーします。また、1人で対策を始める人にとっては、方向性が合っているかどうかを確認するためにも、添削をしてもらえる・質問をできるという環境があることが大事なように思います。

 

ただ、個人的には28点以上のような高得点ゾーンを安定して狙うには、上記に加えてさらに対策が必要だと感じました。もしくは満点を狙えるような添削をしてください、とリクエストしてみるといいのかもしれません(リクエストしたことはないので、どうなるかはわからない)。そこで、私はIndependentについては添削とあわせて、スピーキングと同じようにネタ出しをしてストックしていました。

 

ネタ出し

テンプレートの構成はスピーキングのIndependent Taskと似ていて、

主張+理由1+理由2+結論

という構成になっており、理由パートをネタ出しします。ここでネタ出しをできるだけ細かくするのがコツです。目標300wordsに対して、400words弱書けるくらいのネタ出しができるとベストだと思います。ここで「展開」をカバーします。

背景として、高得点のコツとして、文字数を多く書く方が良いという説があります。これは、採点基準のひとつである語彙の数を増やすという点でも納得できる説だと思います。テンプレートパートを含めて400words前後に到達するためにざっくりと割り振って以下のようなイメージでネタ出しをします。

  • 主張 50w 3文
  • 理由1 150w 9文
  • 理由2 150w 9文
  • 結論 50w 3文

*均等ではないですがイメージで。

150wで9文作らないといけないのですが、理由ひとつで9文作るには、かなり細かい理由づけが必要です。TOEFL公式の例題で考えてみましょう。

 

Do you agree or disagree with the following statement?
Television advertising directed toward young children (aged two to five) should not be allowed. 

 

 正直、こういう、どちらでもいいし、特段意見のない出題がいちばん困ります。

Wikipediaカンニング参考にしてみます。

en.wikipedia.org

agree, disagreeどちらでも書けそうですが、agreeにしてみます。

理由1を以下のように考えます。

  1. 子どもは広告の内容をわかっていない。
  2. 子どもによっては、広告の内容を誤解する可能性がある。
  3. あるリサーチの結果によると、2−5才の子どもは広告の内容を理解していない。
  4. このことは、子どもによって解釈が全く違うことから示されている。
  5. 大人とは違い、子どもは広告の内容を意図通りに理解しない可能性が高い。
  6. さらに、一度子どもが誤解すると、親が誤解を解くことは難しい。
  7. なぜなら、広告は1日に何度も流れるからである。
  8. 親は子どもに見せる広告の内容を選ぶことはできないし、広告よりも説得力のある説明を常にできるとは限らない。
  9. 子どもが誤解し、それを信じる可能性が高いのであれば、子どもを対象にした広告はやめるべきである。

 色を変えた部分で、複数の説明をしています。この説明が「展開」にあたります。深く考えすぎるとはまるので、理由を補強するいくつかの視点からの説明を入れる、くらいの考え方でよいのでは、と思います。私はここのネタ出しが一番難しいと感じました。

 

一方で、ここでネタ出しを細かくすることで、英語の表現力も上がりますし、たとえ他のトピックがきたとしても、どれかの文章が使える可能性は高いですので、考えておいて損はないと思います。細かすぎると思わずにネタ出しをしておくと、あとで使えるのでおすすめです!

スピーキング Independentはテンプレート+暗記で乗り切る

この記事ではIndependentの対策を取り上げます。Independent対策ではありますが、私が英語を話せるようになった原点はこの方法だと思います。英語が話せるようになりたい、すべての人に通じる方法だと思います!

 

今日は長いので、TOEFLに興味ない方は「なぜ丸暗記なのか」から読んでください。

 

スピーキング課題の解説

IndependentとIntegratedって何?という方、

Independentはこの1問

  • Opinion Task

Integratedはこの3問です。

  • Summarize Opinion
  • Summarize Reading and Lecture
  • Summarize Lecture

詳しくはこちらをどうぞ。

blog.e2language.com

この説明は公式ではないのですが、内容をうまく表していると思います。今回はIndependentなので、自分の意見とその理由を述べるOpinion Taskの2つをどのように対策するかです。

*2019年8月以降出題数が4問になり、Task1, Task5が削除されることを反映して、上記の表記としています。Task1, Task5が削除になるという情報はこちらから。

TOEFL iBT® SpeakingセクションではTask 1と5がなくなります(本年8月から)- by 加藤正人 | AGOS Instruction News

 

*Disclaimer* 

私のスピーキングの最高点は23点でした。ここに書く対策は、ひとまず23点を取るための対策と考えてください。日本人23点の壁という説があり、英語を話し慣れていない人が23点を大きく超える得点をとることは難しそう、という前提に立っています。

*もちろん24点以上を取っている方もたくさんいるので、一概には言えません。

 

Independent対策

解答を作って丸暗記しました。この方法、時間がかかるわりに効率が悪そうと思い、最初はやらなかったのですが、最終的に一番効率的だったように思います。

 

なぜ丸暗記なのか

今回取り上げるIndependentは、自分の知識をもとに話すパートです。ここで英語を話すプロセスを細かく分けて考えてみてください。

  1. 話すネタを考える
  2. 英語にする
  3. 英語で話す

多くのスピーキング対策は、「英語にする」部分にフォーカスしています。テンプレート、表現集、瞬間英作文などです。ここでよく考えてみてほしいのですが、

「あなたの好きな場所について説明してください」と日本語で振られて、日本語で45秒間話し続けられるほど日本語でネタを持っていますか?

私はできませんでした。

つまり、英語にする前に、そもそも話すネタがないと気づきました。話すネタをどれだけ持っているかが話せるかどうかを分けます。どうせネタ出しするなら、英語でネタ出しをしたらいいや→そのまま覚えて話すのが早いのでは、と考えて丸暗記という解決策に至りました。

 

ソフトバンクの三木さんも同じ方法で英語を話せるようになっているので、効果は保証されていそうです。

 

ネタ出しの方法

まず、テンプレートを手に入れます。テンプレートはいろいろなサイトで公開されています。こことか、高得点に繋げるためのTipsも含めて紹介してくれており良い感じです。

atsueigo.com

テンプレートは答え+理由1+理由2という構成になっており、答え+理由2つをネタ出しします。ネタ出しにはコツがあり、理由の説明を3-4文作ること、できるかぎり具体的に表現することです。理由は、45秒を2つの例でフルに埋めるためにはそれくらいのボリュームが必要だからです。

ETSのサイトに掲載されている例題をもとにネタ出しをしてみましょう。

If friends from another country were going to spend time in your country, what city or place would you suggest they visit?Using details and examples, explain why.

何を話せそうか考えてみてください。

 

答え:東京

理由1:1か所になんでもある

  • 伝統的な文化が体験できるーお寺、神社など
  • 新しい文化も体験できるーアニメ、ファッション、クラブなど
  • 食べ物の選択肢が多いー寿司、ラーメン、エスニックなど
  • 1ヶ月では体験しきれないくらいたくさんある

理由2:他の都市を訪問するのに便利

  • 東京から新幹線でいろいろな都市に行くことができる
  • 例えば、古い町並みを見たいと思ったらー京都は2時間半で行ける

 

やってみると、理由までは出てくるものの、説明と具体例のネタ出しが難しいと思います。実際これをテストの場所で15秒で考えるのはかなり難しいです。上記のネタを、以下のように英文化して丸暗記していきます。

答え: I would suggest my friends to spend time in Tokyo for two reasons. 

理由1:First of all, they can enjoy all types of Japanese culture in one plance in Tokyo. For example, there are a lot of traditional temples and shrines. Also, they can experience modern culture such as anime, clubbing and fashion. They will have many choices of foods from Sushi to fusion Japanese. I feel that even 1month is not enough to experience all those things in Tokyo.

理由2:Second, they can visit other cities easily from Tokyo. Bullet trains going to other areas in Japan depart from Tokyo. If they're interested in other cities, they can just take a bullet train. For example, if they want to visit an old city in Japan, it takes only 2.5 hours to go to Kyoto, which is one of the oldest cities in Japan. 

 

暗記の方法

私はイメージ記憶がいちばん覚えやすいと思いました。

暗記法の本を読んでいたら暗記のチャンピオンになっていた、というこの話、すごく面白いのですが、この中に暗記法の話が出てきます。それと同じやり方で、ストーリーでYoutube動画を作る感じで覚えます。

logmi.jp

 

さいごに

なんとなく、語学で丸暗記は負け的な思い込みがあったのですが、丸暗記に切り替えてよかったです。その後の留学生活で何度か英語が上達したタイミングがあったのですが、プレゼン、イベントファシリなど特定の言い回しをたくさん覚えたタイミングでした。

あと、英語っぽく話せるかどうかは、理由をどれだけのディテールで話せるか

最初は暗記した内容をそのまま言うだけですが、積み重なっていくことで組み合わせができ、話せる内容が増えますし、最後にはテンプレートなしで話せるようになります。その状態を目指して言える内容を増やしましょう!

鉛筆が折れる問題をできるだけ回避する3つの方法

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TOEFLで許可されている筆記用具は、試験会場が準備する鉛筆です。

筆記用具の持ち込みは認められていません。

 

運が悪いと鉛筆が折れることがあります。折れたとき対策として最大2本もらうこともできますが、私は2本とも折れたことがあります。また、試験監督に鉛筆の交換をお願いすることができますが、タイミングによります。

 

私が経験した最悪のケースは、鉛筆を2本もらっていて、リスニングの途中で1本が折れて、もう1本もリスニング中に折れたというケースです。リスニング中なので鉛筆の交換をお願いすることもできず、2本とも鉛筆の中の方で折れたため、その後メモを取ることもできず、その後のリスニングをメモなしで聞くことになりました。鉛筆はともかく心が折れるので、この状況は避けたいです。

 

本当にタイムロスしかなく、1回の価格が高い試験なので、無駄にしないためにも以下の点を徹底しましょう。

 

複数の鉛筆をもらう

まず、1本が折れてもいいように、絶対に2本鉛筆をもらっておくようにします。TOEFLが公式に許可していますので、鉛筆の数が足りている限り対応してもらえるはずです。

 

芯が折れていないか事前確認

セクションが始まる前に、セクションの説明文を読む画面があります。この画面は10分間まで表示できるので、その間に鉛筆が折れていないか芯を持って確認します。説明時間中にメモをとることは禁止されているので、書かずに確認した方が良いと思います。

 

メモを取らずにリスニングを解く

リスニング問題の解き方の問題でもありますが、リスニングで必ずメモを取る必要はありません。逆に、メモを取らずに解く方がいい点を取れる、という場合もありますし、結果的に、鉛筆が折れたせいで解けなかった、という後悔も減ると思います。私は鉛筆2本折れた事件の後にあらためてリスニングの解き方を見直して、一部の問題はメモを取らずに解く方法に落ち着きました。こちらの記事に解説しています。

 

くだらなすぎて後悔したくない鉛筆トラブルを避けて、快適にTOEFLを受けてください。

知っておくと落ち着けるかもしれない、PCトラブルへの対処方法

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ときどき、調子の悪いPCに当たり、音が途切れる・再生されない、などのトラブルが起きることがあります。試験監督に言うと、そのセクションの初めから受け直すことができること、試験後にETSにクレームして返金をリクエストできることを知っておきましょう。 

 

受け直しの方法

手を上げて試験監督を呼びます。PCにどのような不調があったかと、受け直しをしたいことを伝えると、セクションのリセットをしてもらえます。

試験中でも試験監督を呼んで大丈夫です。 

 

ETSへのクレーム方法

こちらのフォームからクレームできます。

www.ets.org

私はセクションのリセットについてクレームしたことはないですが、会場の環境があまりに悪かったとき(喫煙所の煙が会場に流れ込んでくる会場だった)にクレームしたことがあります。

 

不調のPC情報を事前に得る

不調のPCは会場と時期によってだいたい決まっているようです。私が行っていた予備校では、不調のPCの情報を持っていたので、予備校に行っている場合は事前に情報を得られる可能性もあります。そのPCに当たるかどうかは当日の順番により、おそらく事前にPCを変えて欲しいとリクエストすることは難しいように思います。実際、私は一度、事前に聞いていた不調のPCに当たってしまい、自分が受験した際も不調が発生し、セクションの受け直しをリクエストしたことがあります。

 

とはいえ、その会場で偶然最近受けた人がいれば情報収拾できるレベルの話なので、PCが不調である可能性があること、受け直しができることを知っておけば、少しは安心して受けられるかもしれません。もし、トラブルがあったら、すぐに試験監督を呼んでリセットしてもらい、リセット作業中に気持ちをできるだけ立て直しましょう。そのときできることは、そのくらいです。

 

さすがに、音が聞こえないとか、途切れることを試験監督に言わない人はいないと思うので、会場側も不調は事前に把握しているのでは、と思いますが、再現する不調のPCは使用中止にしてほしいと思います…