リーディングの独学方法とアルクの参考書がおすすめな理由!
私はリーディングを独学で対策したのですが、こちらのアルクの参考書を使いました。この参考書は本当におすすめで、この1冊でリーディングの解き方は全部網羅しており、他の参考書はいらない!というすばらしい本です。
この本のいいところは、出題パターンごとに読み方を学べる点です。
以下は目次からの抜粋です。
戦略的速読:TOEFLの文章構造、パッセージ構成原理、要約問題
スキミングとスキャニング:主題問題・内容一致問題・内容不一致問題
精読:語彙問題、指示語問題、文簡素化問題
行間を読む:類推問題、修辞目的問題、センテンス挿入問題
戦略的リーディング再学習:要約問題、分類問題、パラグラフ構成問題
つまり、
戦略的速読、スキミングとスキャニング、精読、行間を読む
上記の4つの読み方ができるようになります。
TOEFLのリーディングは、読むスピードが早くなるだけでは解けません。ある部分は読まない、読んで覚えておく、文章の細かい点を読解する、などさまざまな読み方(読まない取捨選択含めて)を総合して初めて時間内に解けるようになります。この本では、出題パターンのグループごとに最適な読み方がわかり、実際にその読み方を使って練習問題を解くところまでできます。
使い方
- 対策を始めたらすぐにこの本を買い、本に書かれている読み方を見て練習問題を全部解きます。本に書かれている読み方の通りの読み方で解けるようにすることが大事です。
- 練習問題が全て終わったら、この解き方を使って過去問を解きます。この本1冊だけでは問題量が足りないため、過去問で同じ解き方を実践します。
- しばらく過去問を解いていき、特定の出題パターンで間違いが多いなど、自分が弱い点が見つかったら、またこの本に戻り、読み方を再確認します。
私は1年ほどTOEFLの受験をお休みしていた時期があり、受験を再開するときにもう一度この参考書を確認して、解き方を見直しました。
TOEFL以外にもメリットがある
この参考書で対策をすると良い点が他にもあり、英語を読むスピードが速くなります。英語を速く読まなければならないときに必要な読み方は、この本に書かれている読み方の組み合わせです。仕事で大量の英語のレポートを読む、大学受験で別の試験を受ける、といった場合にも、同じ読み方が役に立ちます。なので、TOEFL対策とはいうものの、この参考書の読み方ができるようになると、英語が読めるようになると言っていいのではと思います!
この本への信頼がものすごいことになっていますが、私が最終的にリーディング30点(満点)を取れたのはこの参考書のおかげかなと思います。リーディング対策に悩んでいる方の参考になれば何よりです!